職人インタビュー 阿部

職人インタビュー阿部

和菓子業界に入ったきっかけ

高校生の頃お菓子作りが趣味で、クッキーなどを作って家族や友達に分けていました。

進路説明会で菓子専門学校の上生菓子の説明があり、そこで和菓子に興味を持ちました。専門学校でお菓子作りを始めてみて、基礎が全然なっていなかった事が分かりました。

毎日作って、毎日持って帰って、嫌になるくらいお菓子を食べました。でも楽しい思い出ばかりで、今でも菓子専門学校の友達との交流があります。

職人インタビュー阿部

京みずはで働きはじめて

勤め始めたのは19歳。
華やかな世界だと思って入社しましたが、実際には体力仕事でした。初めは毎日精一杯で、言われたことをひたすらこなすだけ。

作りたいものを自分で考えることができず、職人の仕事につけたのに、志が低い自分に対しての引け目を感じていました。

技術面では、頭では分かっていても手が動かなくて。
餅を包んだり、上生菓子のきんとんをきれいに丸くくっつけるのは慣れるまでに時間がかかりました。

でも出来る事が徐々に増え、ちょっとずつ自信がつくようになりました。

今は11年目。
「チョコまんじゅう」「クリスマスの上生菓子」など、自分が考えたものが商品化されると楽しさを感じます。お客様の感想文を読むと嬉しいです。もっとたくさん読みたいです。


職人インタビュー阿部

今後の目標

これからは、スキルアップして上生菓子やお菓子の勉強をしたいです。 技術を上げて自分に自信を持ち、こういう仕事をしている事を胸を張って人に言えるようになりたいです。


後輩へのメッセージ

最初は下仕事で、面白くないと思う仕事があると思うけど、やっていくうちにできる仕事が増えて自信になります。
私自身がそうでした。
どんどん楽しくなっていきますよ。



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